突然「経理をやって」と言われたら
「来月から経理をお願い」と言われ、
戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
引き継ぎが不十分だったり、
前任者がすでにいなかったりするケースも珍しくありません。
でも大丈夫です。
経理は「全部を完璧に知っている人」がやるものではなく、
「仕組みを理解して、コツコツ続けられる人」がやるものです。
この記事では、経理を初めて任された方が
最初の1ヶ月でやるべきことをステップ順に解説します。
最初の1週間でやること
まず全体像を把握することが最優先です。
細かい作業より「何があるか」を知ることから始めましょう。
①前任者・担当者から引き継ぐ
可能であれば前任者に以下を確認しましょう。
・毎月の定例作業は何か
・締め日はいつか
・よく使う勘定科目は何か
・税理士と顧問契約はあるか
口頭でもメモでも構いません。
「わからないことが出たら聞ける人」を
最初に確保しておくことが大切です。
②銀行口座・カードを把握する
会社で使っている銀行口座・
クレジットカードをすべてリストアップします。
・口座名義・口座番号
・ネットバンキングのID/パスワードの保管場所
・カードの引き落とし日
これを把握していないと、
入出金の確認作業が進みません。
③使っている会計ソフトを確認する
freee・マネーフォワード・弥生 あるいは独自のシステムなど、
どのソフトを使っているか確認しましょう。
ログイン情報の場所、
データのバックアップ方法も
あわせて確認しておくと安心です。
ソフトがない場合は導入を検討しましょう。
(別記事で比較しています)
2週間目〜1ヶ月でやること
全体像が見えてきたら、
実際の作業に入っていきましょう。
④月次の締め作業を覚える
経理の仕事の中心は「月次の締め作業」です。
毎月決まったタイミングで以下を行います。
・売上・入金の確認
・請求書の発行・送付
・経費の仕訳入力
・銀行残高の照合
最初は時間がかかっても構いません。
「何をどの順番でやるか」をメモしながら
自分だけの手順書を作っておくと、
翌月からグッと楽になります。
⑤領収書・請求書の保管ルールを確認
紙の書類は種類ごとにファイリングし、
7年間保管するのが原則です。
電子データで受け取った請求書は
印刷せずデータのまま保存する
「電子帳簿保存法」のルールが適用されます。
まずは書類がどこに保管されているかを確認し、
バラバラになっているものを整理するだけでもOKです。
⑥わからないことは税理士に聞く
顧問税理士がいる場合は積極的に活用しましょう。
「こんなこと聞いていいのか」と遠慮する必要はありません。
仕訳の判断・税務上の処理など、
プロに確認することでミスを防げます。
顧問税理士がいない場合は、
この機会に契約を検討することをおすすめします。
まとめ:完璧じゃなくていい
経理を初めて任された方へ伝えたいのは、
「最初から完璧にやろうとしなくていい」ということです。
まず全体像を把握し、
毎月の作業を少しずつ覚えていく。
それだけで十分なスタートです。
わからないことはその都度調べ、
専門家に頼ることも立派な経理スキルです。
このブログでは、経理の実務で役立つ情報を
これからも発信していきます。ぜひ参考にしてください。

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